赤道直下北緯1度、コーヒーを栽培する限界と言われる標高2,000m前後に位置するナリーニョ県は、肥沃な火山性土壌と豊富な日照量と水源、年間を通して19度前後の平均気温というコーヒー栽培に最適な環境が揃っています。
標高1,950mから2,000m間というとても狭いエリアにあるカサブイ村で収穫されたコロンビア生まれのカスティージョ品種は、高地栽培からくる酸味、寒暖差から実を守るために蓄えられた糖分の甘味、特徴的なカシスやレーズンを思わせるジューシーな果実感がバランスよく、ナリーニョ産の風味がとてもよく出ています。
生豆は中粒のため適度なコクもありますが、スッキリとした飲み口でこれからの季節には良い銘柄です。